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arinko
arinko, 獣医師
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経験:  コンパニオンアニマルの臨床医療を16年しています。
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解決済みの質問:

猫 の肝臓病で通院していますが、ALTが444⇒409にALPが397⇒303と良くなっていません。医者は完治する方法は無い、対症療法しかない。吐けば吐き止め薬を食欲不振にはステロイドを処方してもらっています。 3日に一度ぐらいで栄養剤等の点滴をしてもらってます。 レントゲンでの所見では肝臓が小さくなり肝硬変になりかかっていると診断されました。 肝臓に良い特効薬は存在しないのでしょうか? また肝臓疾患にはどのような食事をすれば良いのでしょうか?特に油ものはいけないとか言われましたが、他の留意点があれば教えてくだされば有り難いのですが。

投稿: 5 年 前.
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専門家:  arinko 返答済み 5 年 前.
こんにちは。

肝臓病は主治医の言うように、特効薬というものが残念ながら無く、いかに肝臓の負担を減らし、再生を促す治療で、嘔吐が生じたら制吐剤の投与等の対症療法が必要で、多くが長期戦になります。

どのような肝臓の障害なのかわかりませんが、炎症性の肝疾患の場合はステロイドや免疫抑制剤の投与が有効です。ただ、炎症性で無い場合、ステロイド等を使用することによってALPの上昇が見られることが多いので、それの使用は賛否両論です。

ネコは食欲不振になるとカロリー不足になり、それが原因で脂肪の分解が促進して肝臓の細胞に脂肪が貯まり、脂肪肝になりやすいです。これを肝リピドーシスといい、肝障害にさらにこの状態になると困難です。

まず、カロリー不足にしないように勤めてください。とにかく給餌です。積極的に給餌するために鼻や咽喉のところから食道にチューブをつけて、チューブから食事を取らせることもします。
 どのような食事が良いかというと、低タンパク質で、ビタミンB・C・E・Kやアミノ酸、カリウム、亜鉛などを多く含む食事を選ぶ。ヒルズのl/dやロイヤルカナンの肝臓サポート、少量で高カロリーなヒルズのa/dやロイヤルカナンの栄養サポートなどが便利です。
 アミノ酸に関して便利なものが、製造元は忘れましたが、“BCAA”というスポーツドリンクがあります。BCAAとは4種類のアミノ酸の名前の頭文字で4種とも肝臓に良いアミノ酸です。

薬というよりサプリメントのようなものですが、SAMe(S-アデノシルメチオニン)という成分は抗酸化作用と肝臓保護作用があります。残念ながらわが国では、数年前の薬の規制の変更があり、動物用の物がなくなりました。アメリカ製のものを、使用者の責任の下で、個人輸入することが可能です。そして、与えるときの注意ですが、この成分は胃酸に弱いのでコーティングされた錠剤のまま与えてください。どうしても粉にする場合数倍量与えてください。
 使用していなければ、ウルソデオキシコール酸(商品名はウルソ)は胆管閉塞等がなければ投与してもいいと思います(これは医薬品で、サプリメントではありません)。抗炎症作用、免疫調節作用、抗線維化作用、肝細胞保護作用があります。

肝臓の障害の治療は長期戦です。そして、とにかくカロリー補給が大事です。
 大変ですが頑張ってください。その子への変わらぬ愛情が一番の薬だと思っています。
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質問者: 返答済み 5 年 前.
早速の御回答有難う御座いました。ただ給餌のことですがチュウブから与える等は家では出来ないのでは無いでしょうか。食事が進まない場合は病院での点滴等しか無いのでしょうか?BCAAのドリンクは薬局で売っていますか、教えていただければ。宜しく御願いします。
専門家:  arinko 返答済み 5 年 前.
給餌のためのチューブは病院で装着してもらうことになります。経鼻カテーテルは一番簡単で、オトナシイ猫なら全身麻酔が必要ない場合が多いです。しかし、取れやすいです。他のカテーテルの装着は全身麻酔が必要です。装着後は担当医に、給餌方法や量、注意点などをちゃんと指導を受けてください。慣れると、十分、自宅でも出来るはずです。
 ただ、今、その子が給餌チューブを装着する必要があるか否か、主治医と相談してください。

点滴によるカロリー補給は十分なカロリーを与えること難しく、感染症の危険性や太い血管を使っての点滴等の問題があります。また、点滴でカロリーを与え続けていると、腸の粘膜が退化していまい、口からの給餌を再開したとき栄養の吸収が弱くなってることがあります。やはり、胃や腸を経由してカロリーを与えた方がいいです。

BCAAはスポーツドリンク等を数多くそろえているお店なら多分あると思います。在庫があるかは、お店に問い合わせてください。
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