JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
sr_hossyに今すぐ質問する
sr_hossy
sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 会社設立・企業法務
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業後、地方銀行勤務11年大手建機メーカー本社経理部2年勤務。社会保険労務士事務所を開業。
66125890
ここに 会社設立・企業法務 に関する質問を入力してください。
sr_hossyがオンラインで質問受付中

私は現在、裁量労働制の元で働いていますが、 裁量労働制においては、具体的な勤務の時間や配分について指示を受けない、

解決済みの質問:

私は現在、裁量労働制の元で働いていますが、
裁量労働制においては、具体的な勤務の時間や配分について指示を受けない、
というのが法律および会社の裁量労働制の規約にも なっている、との認識です。

しかしながら裁量労働制であるにもかかわらず、出社時間に対して指示を受けます。
具体的には、通常の勤務開始時間が8時30分からで、裁量労働制の人は
9時30分には出社するように、とのことです。
これは、裁量労働制に違反する行為ではないか?と上司や組合に相談したところ、
強要しているわけではない、ペナルティがあるわけではないから、
チームで仕事をしているのため、出社時間の基準を決めたほうが効率がよいので、
といった具合です。

グレーだという判断もあり、どう対処するのがよいのか不明です。
社内にヘルプラインもありますが、ヘルプラインに通報するような内容かどうかも
あいまいで、どうするのが適切なのかが分かりません。
また、もしこの出社時間の指示が裁量労働制の契約に反する、というのであれば、
裁量労働制の労働契約そのものが無効になり、過去の残業割増賃金(裁量労働制のため、
残業代は支給されず、裁量労働手当てが固定金額で支給されている)を遡って
請求することができるのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 会社設立・企業法務
専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

ご相談、拝見させていただきました。労働問題担当の社会保険労務士です。

 

お世話になります。よろしくお願いいたします。

 

ご相談者様が適用となっている裁量労働制が「専門業務型」なのか「企画業務型」なのかわかりませんが、「裁量労働制においては、具体的な勤務の時間や配分について指示を受けない」というご相談者様のご認識は正しいです。

にもかかわらず出社時間を指示するのであれば、裁量労働制の根幹を破壊する行為です。

ただし「強要しているわけではない、ペナルティがあるわけではないから、チームで仕事をしているのため、出社時間の基準を決めたほうが効率がよいので、」という発言があっただけでは裁量労働制の労使協定違反にはなりません。出社時刻の指定の依頼は受け付ける必要がないからです。

 

強制されればもちろんそれ以降は裁量労働制の適用はなくなりますから残業代はきちんと請求できます。

 

今まで出社時刻の指示を受けてきていないのであれば、過去の時間外割増賃金まで請求することは出来ません。当初から裁量労働制が無効なのではなく、出社時刻指示という行為があって以降は無効になります。

なお、裁量労働制には苦情処理の定めをする必要があり、そのために会社がヘルプラインを設けている、と思われます。ヘルプラインに通報して社内調査をしてもらうのは有効です。

 

また同じ社内の部署という事もあり、ヘルプラインを信用しきれない、というお考えであれば、労働基準監督署に相談されるのがよろしいかと存じます。

裁量労働制は、労使協定を労働基準監督署へ届け出ておりますので、お勤めの会社の裁量労働制の内容については労働基準監督署は把握しております。

 

裁量労働制の労使協定は、締結されて労働基準監督署へ届け出がなされていれば有効です。ただし出社時刻の指示というような裁量労働制の決まりを逸脱する行為があれば、その時点から裁量労働制の適用の無効を主張することができます。

質問者: 返答済み 4 年 前.

迅速な回答ありがとうございました。非常に参考になります。


また適用となっている裁量労働制は「専門業務型」です。


 


出社時間の指示に対する「強制」についてですが、


裁量労働制であれば、この出社時間の指示を受ける必要がないことは分かりました。 逆に出社時間を指示され、指示通り、出社時間に出社したとすれば、それは「強制された」と解釈されるのでしょうか?


 


また過去からの指示ですが、過去数年前からずっと指示されています。ただ具体的に何年前という数字は確認する方法は今のところありません。


 


正直なところ、出社指示をしている管理職(課長)もこの指示は本意ではなく、課長のさらに上位職からの指示であることが分かっており、実際に指示している課長職には迷惑(不利益)にならないような解決策を取りたい、というのが本当のところです。 


ヘルプラインにしても、労働基準監督署に相談したとして、問題が解決したとしても、問題の責任がこの実際に指示をした課長に及ぶことを危惧しています。


 


 

専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

ご返信、ありがとうございます。

 

「出社時間を指示され、指示通り、出社時間に出社したとすれば、それは「強制された」と解釈されるのでしょうか?」とのご質問ですが、指示かどうかが見極めが困難なケースがほとんどです。ご相談者様もおっしゃっておられるように「グレーな」言い回しでしょうから。

「指示されて断ったけれどもそれでも強制されて指示通りの出社時間に出社せざるを得なかった」ら強制されたと解釈できるでしょう。


当然課長より上の上司にも責任は及ぶでしょうが、直接指示を伝えている課長さんにも影響が及ぶことは避けられません。ヘルプラインにしても労働基準監督署にしても「誰に言われましたか?」となるのは当然です。その際「課長からです」と答えざるを得ないでしょう。

 

上層部との直接交渉で、出社時刻の指示を辞めさせる事ができるならば、それが一番の解決方法です。労使の話し合いで解決することほど理想的な解決はありません。

しかし話し合いで解決ができない場合には、労働基準監督署のような公的機関の介入によって解決を図らざるを得ません。

sr_hossyをはじめその他名の会社設立・企業法務カテゴリの専門家が質問受付中

会社設立・企業法務 についての関連する質問