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wantaro
wantaro, 獣医師
カテゴリ:
満足したユーザー: 5193
経験:  小動物臨床10年
61996574
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この4月で1歳になるルリコンゴウインコです。 2月中旬より、呼吸促迫が見られ、バイトリルの投与を受けましたが効果な

質問者の質問

この4月で1歳になるルリコンゴウインコです。
2月中旬より、呼吸促迫が見られ、バイトリルの投与を受けましたが効果なく、マクロライド、ST合剤で少し落ち着いたかに見えました。

が、その後も頻繁に症状が出るようになり、3月中旬くらいから激しくなりました。
前に飲ませた薬も全く効かないように見え、アモキシシリン、ドキシサイクリン、ニューキノロンと一定期間をみながら変更していきましたが、悪化する一方です。
抗生剤に加えて、症状により、ウルソ、アルジオキサ、メトクロプラミド、ビオフェルミン等も平行投与され ています。
ファンガードの接種も10日くらい受けました。

初期のレントゲンでは異常は見られず、血液検査は保定すると前進呼吸になるため、受けられませんでした。
また、検便も2月と5月に2度受けましたが、原虫やシスト、カンジタ等は検出されませんでした。

5月からはさらに悪化し、食滞、嘔吐が見られ、2日前から血便をするようになりました。
便全体が形のないどろどろの赤黒いタール状で、同時に排出される水分は、真っ赤です。
この便が出るようになり、食滞は治まりましたが、逆に食べたものが素通りしているように早く排出されています。

食事は、フォーミュラ(ケイティ、ラウディブッシュ)のみです。
ペレットやひまわりを食べていたのですが、嘔吐が激しく食欲が落ちてからは強制給餌に切り替えています。
血便になってから、妙に餌をほしがって口を開けるようになりました。

地元医院を何軒か回りましたが、診断が出ず、お手上げ状態です。
本人は、かなり削痩が進み、もう骨と皮になっています。

もしも、考えられる原因、あるいは他に打つ手がありましたら、ぜひ教えていただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  wantaro 返答済み 5 年 前.
はじめまして質問ありがとうございます。
診察はしていませんので文章のみからの推測にしかすぎません。
的確なアドバイスが出来ない場合もありますのでご容赦ください。
質問やさらにお聞きになりたいことがあれば情報や要望を入力をお願いします。

あくまで推測にすぎませんが、個人的には腺胃拡張症(PDD)を疑います。
PDD(Proventricular Dilatation Disease)は、 ボルナウイルスというウィルスで
起こるそうです。このウィルスについては遺伝子診断ができません。
ウィルス感染で腺胃の麻痺して腺胃が拡張する病気です。
診断方法としてはバリウムを飲ませて胃拡張がみられると疑うということになります。
それ以外にも非特異的な症状(異常な頭部運動、運動失調、痙攣、食欲不振、体重減少、嘔吐、下痢、など)
現在の所は有効な治療法はありませんが非ステロイド系の抗炎症剤が有る程度
有効とされているそうです。

ご参考までに
質問者: 返答済み 5 年 前.

初めまして、ご回答ありがとうございます。

このリターンのスピードに驚いています。

また、もっと気軽な相談コーナーだと思っていたので、説明不足な点も多々ありました。

申し訳ありません。

前回の説明とかぶるところもありますが、もう少し詳しい経過を書かせていただきます。

PDDは実は私も嘔吐が始まった時にひとつの可能性としては考えてみたのですが、最初に激しい呼吸器症状から始まり(ひどいときには全身呼吸で止まり木に止まっていても激しく尾が上下するくらいです)、症状に緩急はあってもそれが長く続いたので、頭のなかで除外してしまっていました。

2月中旬から呼吸促迫が始まり、その後、4月20日前後までは呼吸器症状のみでした。

食欲・糞便に特に異常は見られず、はぁはぁが激しいときは、そのせいで食事を受け付けない、という印象でした。

ステロイド(デキサ)も投与しました。

治まる時もあり、治まらない時もあったので、効果はさだかではありません。

この頃は、挿餌半分、ペレット半分、おやつにヒマワリとニンジン等の刻み野菜少量、という食事で、普通に消化していました。

その頃(4/20)に先生に、原因が分からないのでいろんな抗生剤をサイクルを決めて試してみよう、という方針を出され、順に数種の抗生剤を投与し、それと平行して、抗菌剤、肝臓保護薬、胃粘膜保護薬、消炎剤(キモタブや塩化リゾチーム等)、ガスターやプリンペランも投与されました。

嘔吐が始まったのは、5月2日からで、むしろ、抗生剤を立て続けに投与し続けたので、その影響のようにも思われました。

それまでは、便に全く異常はありませんでした。

食滞は、5月8日に初めて顕著に見られ、翌朝、吐いて少し治まりました。

アスペルギルス、あるいは体力、免疫が落ちた故の2次的な症状として、AGYやカンジタ(検出はされませんでしたが)も疑い、ミカファンギン酸の接種を受けたのは5月はじめ頃です。

接種1~2日後は比較的元気になったように見えたのですが、継続してもまた悪くなっていったので、薬の影響は結局不明です。

このときは、ビクタス、タガメット、プリンペラン、ミノCを同時接種していました。

急な血便は2日前からで、本当にいきなりでした。

量は大量で、この血便が出始めてから逆に食滞はなくなり、積極的に挿餌を求めるようになりました。

餌の通過速度はかなり速いような感じです。

止血剤(アドナ)を投与しましたが、初日は血便、少量の正常便、を行ったり来たりしましたが、翌日からは血便のみです。

症状が近かったコクシジウム(あまりコンゴウには見られませんが)も疑われましたが、血便を検便してもシストは出ませんでした。

また、輸入個体ということで、激しい血便に回虫の可能性も示唆されましたが、こちらはまだ未対応です。

とにかく、最初、2ヶ月以上にわたり、切迫呼吸が見られたのが気になっています。

緑色便は出たことはありません。

(クラミドフィラとPBFDの検査は、3月に受けましたが陰性でした)

鳥のプロフィールですが、去年の4月中旬に孵化、9月に我が家に来ました。

同じ部屋にオカメインコ、オオバタン、ヨウム、ボウシインコがいます。

以上が詳しい経過です。

PDDで、このような激しい呼吸異常が続き、また、大量の血便が出る可能性はありますか?

また、上記の経過から、他に考えられる原因はありますでしょうか。

お手数をおかけし、本当に申し訳ありません。

専門家:  wantaro 返答済み 5 年 前.
診察をしていませんので的確にはわかりませんが文章からの推測からすると
レントゲン検査で問題なくて呼吸が荒くなる理由としては
肺を膨らませる横隔膜の問題だとすると神経に障害を与えていると考えました。

PDDは神経症状も出るとのこと、非特異的症状を総合するとPDDを疑いました

ステロイドが多少なりとも効いていることもウィルス疾患と思いますが・・・

ご参考までに
専門家:  wantaro 返答済み 5 年 前.
腸粘膜に障害も出るので血便してもおかしくないと思います。
またデキサは腸に障害を起こしやすいのでそのためかもしれません。

ユーザーの声:

 
 
 
  • 命が危ないから、すぐ病院に生きなさい、とご指導頂き、直ちに夜間診療に走り、尿道結石、並びに膀胱炎で、重篤な病状が見つかり、一命を取り止めました。本当に嬉しかったです。本日退院予定です。有難うございました。先生が、すぐ病院へ、とご指導して下さらなかったら、一日延ばしていたと思います。背中を押して下さった先生に大感謝です。 岐阜県大垣市 清水
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