JustAnswer のしくみ:

  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。

shihoushoshikunに今すぐ質問する

shihoushoshikun
shihoushoshikun, 司法書士
カテゴリ: 借金・債務処理・破産
満足したユーザー: 2184
経験:  東京司法書士会所属
67942392
ここに 借金・債務処理・破産 に関する質問を入力してください。
shihoushoshikunがオンラインで質問受付中

平成17年9月に破産申請、平成18年1月に免責決定を受けました。 最近になって連帯保証の債務が発覚しました。

解決済みの質問:

平成17年9月に破産申請、平成18年1月に免責決定を受けました。
最近になって連帯保証の債務が発覚しました。

それは平成4年に離婚して前妻が引き取った子(長女)が高校入学と同時に修学費用を借りる契約です。
契約時は平成14年です。
3年で64万円を借り、17年度から18万ほどを3年以上かけて遅れながらも支払ってからはストップ。
それから4年分貯めてから私に支払い用の 26万円ほどの振込み用紙がきました。

市役所の担当者は前妻、長女、私、誰でもいいから払う計画を約束して欲しいが、
前妻も長女もなしのつぶてだそうです。

私は私で再婚し子供もいて、家族3人細々と暮しております。
どうしたらいいいかと考えていまして、ふと、
自己破産のことを思い出しました。

破産時は、すっかりこの連帯保証の債務のことは頭に無く、
債権者名簿には載せておりません。

私にはやはり支払いするしかないのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 借金・債務処理・破産
専門家:  shihoushoshikun 返答済み 4 年 前.

個人の自己破産を行い,免責となり,借金から解放されたのにもかかわらず、債権者一覧表に記載していなかったために、裁判所からその債権者に通知が届いていなかった。それで、債権者から請求を受けた。ということはよくあるケースです。
では、この場合払わないといけないのでしょうか。

事情によって違いますが,原則は「払わなくて良い」です。

免責決定 が確定した後,「債権者名簿」に記載がなかった債権者が発覚する,ということはたまにあります。
この場合の扱いは,破産法に明記されています(破産法253条1項)。
ちょっと複雑ですが,まとめるとつぎのようになります。

<免責決定確定後に債権者が判明した場合のルール>
1 原則→免責される(破産法253条1項6号の反対解釈)
2(例外)
 ・破産者がその存在を知っていたにもかかわらず,債権者名簿に記載しなかった場合
  →免責されない(破産法253条1項6号)
 ・過失により記載しなかった
  →免責される
 ・破産債権者が破産手続開始の決定があったことを知っていた
  →免責される(破産法253条1項6号)。

つまりまとめると,次のようになります。

<まとめ>
1 破産者が存在を知っていた+債権者が知らなかった
  →免責されない
2 それ以外
  →免責される


つまり、質問者様の場合は故意に債権者一覧表に記載しなかったわけではないので、記載していない債権に関しても「免責」されることになります。
その他判断事情としては、債権額や債務全体に占める割合、債務を負った原因・経緯、債務の弁済状況・債権者との交渉の状況などを総合的に勘案し、そもそも忘れていないのか、忘れていたとしてもそのことに過失はないかが判断されることになります。質問者様の場合も債務を積極的に負ったわけではなく、修学費用の連帯保証人という立場ですので、この点を考えても「免責」されると言えるでしょう。



以下に参考条文を記しておきます。
[破産法]
(免責許可の決定の効力等)
第二百五十三条  免責許可の決定が確定したときは、破産者は、破産手続による配当を除き、破産債権について、その責任を免れる。ただし、次に掲げる請求権については、この限りでない。
一  租税等の請求権
二  破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権
三  破産者が故意又は重大な過失により加えた人の生命又は身体を害する不法行為に基づく損害賠償請求権(前号に掲げる請求権を除く。)
四  次に掲げる義務に係る請求権
イ 民法第七百五十二条 の規定による夫婦間の協力及び扶助の義務
ロ 民法第七百六十条 の規定による婚姻から生ずる費用の分担の義務
ハ 民法第七百六十六条 (同法第七百四十九条 、第七百七十一条及び第七百八十八条において準用する場合を含む。)の規定による子の監護に関する義務
ニ 民法第八百七十七条 から第八百八十条 までの規定による扶養の義務
ホ イからニまでに掲げる義務に類する義務であって、契約に基づくもの
五  雇用関係に基づいて生じた使用人の請求権及び使用人の預り金の返還請求権
六  破産者が知りながら債権者名簿に記載しなかった請求権(当該破産者について破産手続開始の決定があったことを知っていた者の有する請求権を除く。)
七  罰金等の請求権
2~3(略)
質問者: 返答済み 4 年 前.

ありがとうございます。


そうしますと、私は市役所の担当者に破産のことを知らせるだけでいいのでしょうか?それともその債権者名簿にもれていたのを今からでも入れて改めて免責を受けたほうがいいのでしょうか?またその手続きは弁護士や司法書士にお願いしないとできないものでしょうか?


今私の手元にあるのは破産決定通知書、滞納している26万の振込み用紙、これからの支払いをする自動引き落としの金融機関への届出用紙です。


宜しくお願いします。

専門家:  shihoushoshikun 返答済み 4 年 前.
とりあえず、市役所の担当者に対して、破産決定通知書 を見せて自己破産した事を伝えましょう。

それでも、相手が支払を請求してくるのであれば、確かに債権者名簿には載せていないが、免責の効果が認められた裁判例があるので、支払いはできないと主張しましょう。
ただし、あくまでも役所には質問者様に請求する権利はあります(債権者名簿に載せていなかったため)ので、破産決定通知書を見せたからといって相手が支払を請求できなくなるということではありません。
そして、それでも役所が請求してくるのであれば裁判をしてもらうしかありません。裁判で質問者様の免責の効果を認めてもらって初めて請求を拒む正当な権利を得られることになります。

ですから、相手にはこちらの状況を伝えて、きちんと破産免責を受けているし、債権者名簿に載せていなくても免責の効果を認められた判例があるということを伝えることで、債権の回収を諦めてもらうという方法を取ることになるでしょう。

参考までに判例を載せておきます。
東京地方裁判所平成15年6月24日判決
「破産免責の制度が、不誠実でない破産者の更生を目的とするものであることからすれば、債権者名簿に記載されなかったことが破産者の責めに帰することのできない事由による場合にまで非免責債権とすることも相当ではない。そうすると、債権者名簿に記載されなかった債権について、債権の成立については了知していた破産者が、債権者名簿作成時に債権の存在を認識しながらこれに記載しなかった場合には免責されないことは当然であるが、債権者名簿作成時には債権の存在を失念したことにより記載しなかった場合、それについて過失の認められるときには免責されない一方、それについて過失の認められないときには免責されると解するのが相当である。」
→つまり、うっかり忘れてしまった結果として記載漏れをし、それについて過失がないときは記載漏れがあった債権にも免責の効力が及ぶと判断しています。

ちなみに、債権者名簿に漏れていた債権者を今から入れて改めて免責を受けるという制度はありません。
改めて免責を受けるには、再度自己破産を申し立てなければなりません。しかし、再度の自己破産は前に免責を受けてから7年経たなければ申立てできません。
shihoushoshikun, 司法書士
満足したユーザー: 2184
経験: 東京司法書士会所属
shihoushoshikunをはじめその他名の借金・債務処理・破産カテゴリの専門家が質問受付中

ユーザーの声:

 
 
 
  • 法律に詳しいかたにお世話になりたくても、緊急時にはなかなか連絡がとれません。丁寧でわかりやすく、こちらの心情を理解した上で、 客観的な意見をしっかりした理由も合わせて 説明して下さり、不安の解消に繋がりました。 神奈川県 小野
< 前へ | 次へ >
  • 法律に詳しいかたにお世話になりたくても、緊急時にはなかなか連絡がとれません。丁寧でわかりやすく、こちらの心情を理解した上で、 客観的な意見をしっかりした理由も合わせて 説明して下さり、不安の解消に繋がりました。 神奈川県 小野
  • 自分の意向に添う回答がいただけたので、、安心して自分で答弁書を作成し、知人に紹介された司法書士に相談したところ、十分訴状に対抗できるとの判断をされました。それを参考に、細部を詰める点も有り、答弁書を確実なものとする為、最終的に司法書士に依頼しましたが、安価に受けてもらえることとなりました。 東京都 梅村
  • 法律などの専門家や弁護士が身近に居なかったわけではありませんが、事案発生が連休中や土休日、深夜早朝にかかるなど、次の行動に移る前に冷静な判断が必要な場合があり、また個人的なことでありますが、深刻化、長期化し、また経済的に家族にも迷惑をかけることで、結果として自身の公務に影響が及ぼすことを大変危惧いたしました。結果、このたびの利用となりまして、貴社より、迅速な回答をいただくことができました。事案発生後一両日のうちに、先方と連絡をとり、適宜支払い手続きへと話をすすめております。またこの経験を同業の者とも共有し、今後ネットを通じた活動へ生かせるように務めます。 山形県 青木
  • まずは親身になって回答をして頂ける専門家であったこと。説明が簡潔でわかりやすく、質問者が気持ちの整理をしやすい配慮が伺えた。 岐阜県 石川
  • 短時間で的確なアドバイスを受けることができ、かつ、回答に対する質問に対しても直ちに真摯な回答が得られました。 大阪府高槻市 川嶋
  • 専門知識のある経験豊富な方に出会う機会のない人でも、このサイトで実現出来ることは素晴らしいことだと思いました。 専門家が辛抱強く回答をしてくださる姿勢にも感謝いたしました。 茨城県日立市 池田
 
 
 

専門家の紹介:

 
 
 
  • shihoushoshikun

    shihoushoshikun

    司法書士

    満足した利用者:

    58
    東京司法書士会所属
  • http://ww2.justanswer.jp/uploads/SH/shihoushoshikun/2013-7-1_22326_TshirtMale.64x64.jpg shihoushoshikun さんのアバター

    shihoushoshikun

    司法書士

    満足した利用者:

    58
    東京司法書士会所属
  • http://ww2.justanswer.jp/uploads/DA/dai60962000/2012-1-15_244_FH000002.64x64.JPG dai60962000 さんのアバター

    dai60962000

    行政書士

    満足した利用者:

    31
    都留文科大学卒業後企業に就職、経験を積む。22年行政書士事務所開業、26年FP2級資格取得
  • /img/opt/shirt.png jo-ban さんのアバター

    jo-ban

    弁護士

    満足した利用者:

    108
    慶應義塾大学卒業。茨城県において法律事務所経営。
  • /img/opt/shirt.png gyoenlegal さんのアバター

    gyoenlegal

    司法書士

    満足した利用者:

    57
    中央大学法学部卒業渉外法律事務所・司法書士事務所を経て新宿にて司法書士事務所を開業
  • /img/opt/shirt.png AE さんのアバター

    AE

    行政書士

    満足した利用者:

    46
    民事法務専門
  • /img/opt/shirt.png fplawyer さんのアバター

    fplawyer

    弁護士・1級FP技能士・CFP

    満足した利用者:

    23
    弁護士・1級ファイナンシャルプランニング技能士・CFP
  • /img/opt/shirt.png kanekiyo さんのアバター

    kanekiyo

    司法書士

    満足した利用者:

    23
    大手司法書士事務所での勤務を経て独立。現在は司法書士事務所を経営。
 
 
 

借金・債務処理・破産 についての関連する質問