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shihoushoshikun, 司法書士
カテゴリ: 借金・債務処理・破産
満足したユーザー: 2225
経験:  東京司法書士会所属
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他界した実父の借金があることがわかったのですが、10年位前から返済はしていなかった(病気で倒れ生活保護を受けていまし

解決済みの質問:

他界した実父の借金があることがわかったのですが、10年位前から返済はしていなかった(病気で倒れ生活保護を受けていましたので支払えなかった)様なのですが、その借金に対して「時効」というものは成立するのでしょうか?もし可能ならばどの様な手続きをすれば良いのでしょうか、
ちなみに、複数の業者から借りていたようです。又、現在も督促状のようなものが1社だけ来ているようです、是非良いアドバイスをお願い致します。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 借金・債務処理・破産
専門家:  shihoushoshikun 返答済み 4 年 前.

こんにちは、司法書士です。よろしくお願いします。


最後に借り入れ金のお支払いをしてから、債務は5年で時効消滅しますので、時効の援用をしたほうがいいでしょう。ちなみに「督促状」だけでは時効の中断にはなりませんので、全ての業者に時効を援用できると考えられます。

 

そして、質問者様はお父様の時効を援用する権利を承継していますので、相続人の地位で時効援用することができます。

 

時効の援用をしたことを証拠に残すためには、「内容証明郵便」で送ることをお勧めします。相手の業者が「受け取っていない」ということができなくなります。内容証明は郵便局で手 続きをして送ることができます。

 

内容は以下の記載を参考にしてください。

「貴社は、○○(お父様の名前)に対し、平成Ο年Ο月Ο日付けで貴社への債務に対して支払い督促状を送付されました。しかし、ご請求の債務に対して、○○(お父様の名前)が最後に弁済致しましたのは、5年以上前のことであり、かつ、その期間における時効中断事由も見当たりません。
従いまして、貴社よりのご請求については、既に消滅時効が完成しております。よって○○(お父様の名前)の債務を承継した私△△(質問者様の名前)は本書をもって、時効の援用致します。よって、貴社の債権は消滅することとなりますので、私は本件支払いを一切拒絶致します。
なお、今後は本件の請求をなららないよう願います 。

平成Ο年Ο月Ο日

債務者(被相続人)○○(お父様の名前)

相続人 △△(質問者様の名前)」

 

内容証明は自分でも作成することができます。様式などの情報は郵便局のホームページに記載されています。

なお、司法書士や行政書士などの専門家に依頼して送ってもらうなら、相手方に心理的な圧力をかけることができるでしょう。費用は1万円から2万円が相場となっているようです。

 

質問者: 返答済み 4 年 前.

早速のご回答有難うございます。


気になる点が1つあるのですが「督促状だけでは時効の中断には・・・」ここの「時効の中断」が成立する条件にはどのようなモノが在るのでしょうか?


又、貯金の相続手続きは継続して進めて良いのでしょうか?


お世話掛けますが宜しくお願い致します。


 

専門家:  shihoushoshikun 返答済み 4 年 前.

返信ありがとうございます。

 

>「時効の中断」が成立する条件にはどのようなモノが在るのでしょうか?

 

時効の中断とは民法147条に規定されているもので、この規定にある条件を満たすならば、消滅時効の期間の進行がとまり、今までの時効の進行がゼロになります。つまり、それまでに進行してきた消滅時効の時効期間が無になる(意味がなくなると)ということです。
権利者が権利行使して、時効期間の進行をとめ、今までの時効期間の進行をゼロになることを時効の中断といいます。時効の中断が認められると、消滅時効の援用ができなくなります。民法には次のように規定されています。

 

民法147条
時効は、次に掲げる事由によって中断する。
一 請求
二 差押、仮差押又は仮処分
三 承認

 

1号の「請求」は、ただ口頭や書面での請求をすることではありません。裁判上の請求をすることが求められます。つまり裁判所に訴えを提起しなければならないということです。督促状を送っても、その時点から6か月以内に訴訟の提起などをしなければ時効の中断の効力は生じないということになります。

 

2号の「差押、仮差押、仮処分」というのも、やはり裁判所を利用して行う手続きです。

 

3号の「承認」は、消滅時効の場合では、時効の利益を受ける人(債務者、保証人など)が権利(借金)の存在を権利者に対して認めることをいいます。

「借金の支払いを少し待ってください」「必ず払いますから」と言ったり、少しの額でも返済してしまうことも「承認」したことになってしまいます。

 

 

>貯金の相続手続きは継続して進めて良いのでしょうか?

質問者様のお父様にこれ以上債務がないのであれば、つまり借金がないなら進めても差し支えありません。貯金の相続手続きをしてしまうと「相続放棄」ができなくなり、もしさらに借金が見つかった場合、その債務をも質問者様が相続することになるので、その点だけお気を付けください。

ただし、相続手続きが終わった後で、新たに借金が見つかった場合(しかもその債務が時効消滅していないで有効な場合)でも、質問者様がお父様の借金をしていたことを知らなかったのであれば、その借金をしていたことを知ったときから3カ月以内であれば相続放棄することはできますので、ご安心ください。

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