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bengoshimailme
bengoshimailme, 弁護士
カテゴリ: 借金・債務処理・破産
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この翻訳案件の発注者は、以前から継続していた担当者ではなく、弊社にとって新しい担当者であった。見積書が発注の要件であ

解決済みの質問:

この翻訳案件の発注者は、以前から継続していた担当者ではなく、弊社にとって新しい担当者であった。見積書が発注の要件であるとは、一度も聞いていない。そもそも
請け負い契約は、相手方の申し込みと、受注者側の承諾があれば契約として成立しているのではないか。本翻訳の発注が電話でなされたのは、まちがいのないところです。発注者は、納品の前前日に、形式的な見積書のないことを理由に、契約の不成立を主張することは、不合理であるとおもいますが、回答をお願い致します。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 借金・債務処理・破産
専門家:  bengoshimailme 返答済み 5 年 前.

【前回】

>乙会社より3年以上にわたり翻訳の依頼を受けていた。

>依頼は、見積書を提出してから、正式発注がおこなわれていた。

ということですので,

乙社との関係では見積書の提出後に正式発注がなされる慣行があり,

----------------------------------------------------------------------------------------

と書いたのですが,

【今回の】あなたによる,

「本案件の発注1ヶ月前にも、見積書作成の依頼を 他の翻訳担当者からうけて、見積書を提出したが、何の返答もなかった。3年以上発注をしていた担当者については、確かに見積書の提出後に正式な翻訳依頼をうけたが、1年に1回か多くても、2回程度の発注でね見積書の提出が慣例となっていたとは、いえないのではないでしょうか。

というのは, 上記の私の記述に対するものなのでしょうね。

私が前回のように書いたのは,あなたご自身が,

>乙会社より3年以上にわたり翻訳の依頼を受けていた。

>依頼は、見積書を提出してから、正式発注がおこなわれていた

とお書きになっていたからなのです。分かりづらかったでしょうか。ところで,今回のあなたによれば,

・3年以上発注を担当していた者は,見積書→正式発注の順で依頼していたが,

年に1,2回に過ぎないから,慣例ではない,ということですね。

ですが,

・乙社の別の担当者は,本件の1ヶ月前に,見積書を要求し,貴社は見積書を出したが,応答なし,ということは,発注がなかったということですね?このことは,発注前には見積書を出させる,ということとは矛盾しないと思いますし,むしろ,見積を見て発注をやめる,ということなので,見積書→正式発注の流れと合致します。

「この翻訳案件の発注者は、以前から継続していた担当者ではなく、弊社にとって新しい担当者であった。見積書が発注の要件であるとは、一度も聞いていない。」

ともお書きになっていますね。私は,見積書が発注の要件であると聞いてはいなくても,値段がいくらか分からないと発注できないのがふつうだと解すべきだと思います。注文したのはよいけど,完成してみたら,とんでもない金額を請求された,というのではたまらないですから。

もちろん,

「そもそも 請け負い契約は、相手方の申し込みと、受注者側の承諾があれば契約として成立しているのではないか。」

そのとおりです。間違いありません。

ですが,本件は,

乙社「これお願いできますか?原稿送りますね」

甲社「届きました,納期はいつですか?」

乙社「X月X日です。で,いくらでやってくれますか?」

甲社「○○万円です」

乙社「では,ごめんなさい。他社さんがもう少し安いので」

という流れだったわけですから,申込にあたるのは,「○○万円です」という部分なのです。つまり,「○○万円ですが,発注しますか?」という意味ですから,これはオファーにあたりますので。

「本翻訳の発注が電話でなされたのは、まちがいのないところです。」

とのことですが,この電話は,発注ではなく,いわば「打診」なのですよ。

「発注者は、納品の前前日に、形式的な見積書のないことを理由に、契約の不成立を主張することは、不合理であるとおもいますが、回答をお願い致します。」

私も,そう思いますよ。おそらく,他社さんが,乙社に熱い営業でも掛けて,乙社はそれに落とされてしまった,というところだろうと思います。ちょうど貴社に頼もうとしているタイミングで。それで,たまたま見積書がまだだったことを利用して,発注を取りやめたというのが真相だろうと思います。

ですが,これはビジネスの中での自由競争のギリギリ枠内に留まってはいると思われ,法的には乙社を責めることは難しいと,法律の世界では判断されるのが一般的な見方だろうなというのが私の感想なのです。

 もちろん,貴社の骨折り損を考えると,決して乙社は誉められたものではありませんから,それこそ,業界での一般的な取引慣行などを援用して,乙社を徹底的に責めることも可能ではあると思いますよ。(ただ,いずれにしても,乙社は貴社をある意 味,切ったのだろうと思いますから,今後の継続的関係は望めないわけですし,貴社としてもプライドがあるでしょうから,1回分の翻訳料のために徹底抗戦するのは,コスト的に見合わないのではないかと思うんですね。それでもこけにされたままでは終わらせない,というお考えもあるでしょうから,あとは貴社のご判断次第だと私は思っています)

質問者: 返答済み 5 年 前.
自由競争の範囲内だから仕方がない。と言うのでは、ちょっと自身を納得させるのは、難しいですね。支払い命令を提起して、弊社の管轄である簡易裁判所に出頭させて、上司と発注者を呼び出し真意を問いただしてみたいところです、負けて元々ならばですが、どうでしょうか。
専門家:  bengoshimailme 返答済み 5 年 前.
私はあなたの敵ではないですよ。あなたを論破するつもりもないですし。

ですので,「どうでしょうか」と,挑戦的に言われても困ります。

すでに書きましたように,相手を問い詰めるのも追い詰めるのも,あなた次第です。

ご自分を納得させるのが難しいだろうことも分かってますと申し上げているではないですか。

私は弁護士ですから,基本的にはどちらの側に立って論を展開することもできます。
ですので,最初からあなたのお気持ちも理解していますし。
ただ,ここにお金を払ってお訊きになる方には,法律の筋として一般的であろうことを示すことを第一に考えています。
私が直接,みなさんの代理人として交渉ないし訴訟追行できるのであれば,判例や多数説的な見解でない苦しい説であっても,相手を前に説得的に論じられますが,
このサイトでは,ここでの答を参考になさる方が困らないような,少なくとも「法律で解決するとなると,一般的にはこう判断されることになるんだな」という見通しを持ってもらえるような,専門家でない方々ができるだけ混乱しないような内容の回答を述べるようにしています。

ですから,本件についてもそういう趣旨でお答えしましたし,利害得失も述べました。それゆえ,その上でどのようになさるかは,質問を下さった方の自由なんですよ。
負けて元々とのご覚悟がおありとのことですので,(相手の主張しそうなことはさんざんお知りになったということもありますし),思いきり戦っていらして下さい。
bengoshimailme, 弁護士
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